ADHDおやこの幸せブログ

母(わたし・ADHD診断済み)・娘(7歳小学生・ADHD?)の日々の子育てブログ。

おやはこどもに幸せになってほしいとおもってるけど、意図に反し小言の毎日。あああ。

安保劇場。

※今世間を騒がせている安保法案の審議に対し、わたしの偏見に近い意見が反映されています。個人の一意見としてごらんください。



夏休みの登校日から帰ってきて、娘に尋ねられたことがあります。


娘「ねえねえ、日本はどうして戦争したの?」
母「うーん、そうだなあ・・・。じゃあ、分かり易いようにドラ〇もんで説明しようか」
※以下、偏見あり


母「日本がスネ夫ね。アメリカはジャイアン」
娘「えー?日本スネ夫?」
母「そう。スネ夫はね、お金持ちで調子に乗ってたから、のび太くん(中国)をいじめてたんだよ。そしたら、映画版ジャイアンが『弱い者いじめをするな!』ってスネ夫をやっつけたんだよ。それが戦争」
娘「でも、今はアメリカが日本を守ってるんでしょ?日本負けたのになんで?」
母「それはね、スネ夫が心を入れ替えて、もう悪いことはしませんって言ったから、映画版ジャイアンが『じゃあ俺が守ってやる』って言って、守ってくれてるんだよ。だから、スネ夫はジャイアンの言う事ハイハイ聞いてるんだよ」


超簡略化!でも小1女子はそれでなんとなく納得したらしい。


でもって、今の安保法案採決をド〇えもん配役でやると、こんな感じですよね。



ジャイアン「おい、スネ夫~」
スネ夫「なに、ジャイアン?」
ジャイ「おれ、お前の事守るって言ってたけどさあ。母ちゃん(国民)が、ちょっとは店の事も考えて店番しろって言うんだよ。だからおれ、今までみたいに町内の平和を守れないかもしれねえ」
スネ夫「ええっ?じゃあボクどうしたらいいの?今までいっぱいお金出してきたじゃない!」
ジャイ「おれ今までお前の事守ってきたけど、けんかするのはおればっかりで、お前はいっつも楽してたよな。金だけだしてさ」



そんな時、これまで馬鹿にしていたのび太が、スネ夫の豪邸の隣に引っ越してきた!
しかも、ドラえもんの道具を借り、完全に調子に乗っている黒のび太!常にスネ夫のスキを伺い、今までの仕返しをしてやろうと虎視眈々と狙ってる!



スネ夫「ママ、どうしよう!のび太の奴が、ボクを狙ってるんだよ!」
スネママ「まあ、なんざますスネちゃま。騒々しい」
スネ夫「隣ののび太が、ボクのこと狙ってるんだよ。こないだも、勝手に家の庭に入って来てたんだよ!」
スネママ「だったら、ジャイアンさんに守ってもらえばいいざます」
スネ夫「でも、のび太の家は隣だよママ?ジャイアンも店番があるって言ってるし・・・」
スネママ「うちは暴力は絶対反対ざます。骨川家のルールざますから」
スネ夫「ええ、じゃあもし家に帰ってくるときにのび太に襲われそうになったら、どうしたらいいの?」
スネママ「もし殴られたら殴り返してもいいざます。それなら立派な正当防衛ざます」
スネ夫「じゃあ、殴られるまで何もしたらダメなの!?」
スネママ「それが骨川家のルールざます」



これ、さっきの配役で隣家をのび太にしてますが、本当は見栄っ張りでママはゴージャスな格好をしているけど、家ではいつも大兄弟たちがお腹を空かせてる貧しい大家族、みたいなイメージですよね。
しかも、隣の金持ちの家に勝手に侵入したりすることにさほど躊躇のない、不良息子とかがいそうな。
そんな家が隣にあったら、金持ちボンボンのスネ夫くんはいつも戦々恐々としとかないといけないよね~。
いつカツアゲされるかも分からないし、ジャイアンもあてにならないし。
金持ちってだけで逆恨みされてるかもしれないし。
専業主婦であまり外も出歩かず、家でのんびりティータイムを楽しんでるようなスネ夫ママに、この危機感って伝わってるのかしら。
かといって、ママの言う事にまるで耳を貸さずルールを勝手に変えようとするスネ夫もどうかとは思うけど。



むしろドラミちゃんを味方につけた出木杉君並みに、誰もこわくて攻撃できないぐらいの絶対的な軍事力を持ってたら、ジャイアンを当てにしないでいいのにね。
スイスのアパートメントには、地下に核シェルターがもれなくついてるそうですね。
これぐらいの想定してないと、ジャイアンなしじゃスネ夫はやっていけないと思うのですが・・・



国会前の攻防で、こんな風に妄想してしまうわたし。